AirTagなど活用し荷物紛失時の発見を支援 25社超の航空会社がAppleの新機能に対応

Appleは、忘れ物防止タグ「AirTag」などの位置情報を一時的に共有できる新機能を昨年12月にリリースされたiOS 18.2で導入しました。これにより、利用者が手荷物にAirTagなどを入れている場合、航空会社が紛失や遅延時にその発見をより効率的に支援できるようになります。

この機能は、Appleの「探す」ネットワークに対応した他社製のアイテムトラッカー（例: Chipolo、Pebblebeeなど）でも利用可能です。

iOS 18.2、iPadOS 18.2、macOS Sequoia 15.2以降を搭載したiPhone、iPad、Macのユーザーは、「探す」アプリ内で「持ち物の位置情報を共有」リンクを生成できます。このリンクを共有された側は、地図上でアイテムの位置を示すウェブページを閲覧でき、このページはアイテムの最新の位置情報で自動的に更新されます。

位置情報の共有は、ユーザーがアイテムと再会した時点で自動的に停止されるほか、最長で7日間経過すると自動的に期限切れとなります。

現在、顧客サービスプロセスの一環としてこの機能をサポートしていることが確認されている航空会社は以下の通りです。

* エア・リンガス
* エア・カナダ
* エールフランス航空
* エア・インディア
* ニュージーランド航空
* アメリカン航空
* オーストリア航空
* ブリティッシュ・エアウェイズ
* ブリュッセル航空
* キャセイパシフィック航空
* チャイナエアライン
* デルタ航空
* ユーロウイングス
* イベリア航空
* ジェットブルー航空
* KLMオランダ航空
* ルフトハンザドイツ航空
* カンタス航空
* サウディア航空
* スイスインターナショナルエアラインズ
* ターキッシュ エアラインズ
* ユナイテッド航空
* ヴァージン・アトランティック航空
* ブエリング航空

シンガポール航空とスカンジナビア航空もこの機能をサポートしていると報じられていますが、独立した確認は取れていません。