Apple、iOS 18.6およびiPadOS 18.6をリリース 写真アプリの不具合を解消

Appleは本日、iOS 18およびiPadOS 18の6番目のアップデートとなるiOS 18.6およびiPadOS 18.6を公開しました。このアップデートは、前回のバージョン18.5から2ヶ月以上ぶりのリリースとなり、特に写真アプリの不具合修正が中心です。

対象となるiPhoneおよびiPadユーザーは、「設定」アプリを開き、「一般」、「ソフトウェアアップデート」の順に進むことで、OTA（Over-The-Air）でダウンロードおよびインストールが可能です。

今回のアップデートで修正された主な不具合は、写真アプリにおいて、ユーザーが「メモリームービー」を共有できない問題です。Appleのリリースノートによると、このアップデートは重要なバグ修正とセキュリティアップデートを含み、写真アプリにおけるメモリームービー共有の問題を解決します。

さらに、iOS 18.6およびiPadOS 18.6のアップデートは、欧州連合（EU）におけるApp Storeの規則変更にも対応しています。EU圏内のiPhoneおよびiPadユーザーは、代替アプリマーケットプレイスや開発者のウェブサイトから直接アプリをインストールするための新しいインターフェースを利用できるようになります。

Appleは現在、iOS 18およびiPadOS 18の開発を終息させつつあり、すでに次期メジャーバージョン（iOS 19/iPadOS 19など）のベータテストを進めています。これらの主要なアップデートは、9月に新型iPhoneモデルとともに一般公開される予定です。