「iPhone 17」試作機か、厳重な警備下の目撃情報 米で話題に

今秋の発表が期待される「iPhone 17」について、その試作機とみられるデバイスが街中で目撃され、注目を集めています。発売に向けた最終調整が進む中、一部のラッキーな従業員がすでに実機を手にしている可能性が浮上しました。

事の発端は、今週SNS「X」（旧Twitter）に投稿されたユーザー「Skyfops」による目撃情報です。投稿された写真には、黒いケースに入ったスマートフォンを操作する人物の姿が捉えられています。ケースは、かねてより噂される新しいカメラバーのデザインを隠すように装着されていたとみられます。

Skyfops氏によると、この人物は「セキュリティ」と称する別の人物に付き添われており、他の人がスマートフォンをはっきりと見えないようにガードしていたとのこと。目撃場所はサンフランシスコのユニオンスクエアで、「黒い塊を持って警備員と歩く姿は非常に目立っていた」と証言しています。

この投稿に対し、iPhone関連のリーク情報に詳しいブルームバーグのマーク・ガーマン記者が「すごい。これは本物に見える」とコメントし、信憑性がさらに高まっています。

今回の目撃情報は、2015年にサンフランシスコのバーで紛失した「iPhone 4」の試作機が発見された一件を想起させます。当時、発見されたiPhone 4はテクノロジー系ウェブサイト「Gizmodo」によって公開され、サイトの知名度を上げるとともに、アップルのセキュリティ問題が露呈する一連の騒動に発展しました。当時のiPhoneリークはまだ比較的珍しく、Retinaディスプレイやフラットデザインなど、多くの新機能が明らかになりました。

再び注目を集める試作機の目撃情報を受け、今秋にも出荷が開始されると見られる「iPhone 17」の正式発表への期待が、ますます高まっています。