Apple、次期macOS「Tahoe」の一般向けベータテストを開始

Appleは本日、今秋の正式リリースに先立ち、次期macOS「macOS Tahoe」の初のパブリックベータ版を公開し、一般のユーザーが試用できるようになった。このベータ版は、火曜日にリリースされた開発者向けベータ版の第4弾と内容は同一であり、Appleのベータウェブサイトから登録後、設定アプリのソフトウェアアップデート経由でダウンロードが可能だ。

macOS Tahoeは、iOS 26に採用されている「Liquid Glass」デザインを基盤とし、アプリアイコン、フォルダ、Dock、アプリ内ナビゲーション、メニュー、コントロールセンター、メニューバーなど、システム全体に統一感のある外観をもたらす。コントロールセンターやメニューバーは自由にカスタマイズ可能で、フォルダ、アプリアイコン、ウィジェットもユーザーの好みに合わせて変更できる。

Safariはタブデザインとサイドバーが刷新され、使い勝手が向上。さらに、Macに「電話」アプリが導入され、Wi-Fi通話を利用して直接Macから電話をかけられるようになる。この新機能は、通話スクリーニングや保留アシストといった新しい機能にも対応する。

Spotlightは大幅な機能強化が図られ、検索精度が向上したほか、アプリを開くことなく数百ものアクションを実行できるようになる。ゲーム愛好家向けには、新しい「ゲーム」アプリと「ゲームオーバーレイ」機能が追加され、開発者向けにはMetal 4が利用可能となる。