AppleCare One発表、自動車メーカーがCarPlay Ultraを拒否
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FromMacRumors
Appleは先日、複数のデバイスを包括的に補償する新サービス「AppleCare One」を発表しました。同時に、複数の大手自動車メーカーが、ダッシュボード全体を統合制御する次世代車載システム「CarPlay Ultra」への対応を見送る方針を明らかにし、注目を集めています。
新サービス「AppleCare One」は、Apple製品のユーザー向けに、複数のデバイスを単一のプランでカバーするサブスクリプション方式の補償サービスです。月額19.99ドルから最大3製品を対象とし、1製品追加ごとに月額5.99ドルで利用できます。このプランには、従来の「AppleCare+」が提供する無制限の偶発的損傷修理、優先サポート、バッテリー補償といったすべての特典が含まれます。
特筆すべきは、プランに加入しているデバイスをいつでも自由に追加・削除できる柔軟性です。また、購入から最大4年以内のデバイスであれば、良好な状態であることを条件にプランに追加可能となり、従来のAppleCare+購入期間(60日間)を大幅に延長します。デバイスを下取りに出す際には、自動的に新デバイスに補償が引き継がれる仕組みです。さらに、iPadとApple Watchに対しても盗難・紛失補償が拡大され、以前はiPhoneのみだった対象が広がりました。Appleは、iPhone、iPad、Apple Watchの3台をカバーする場合、個別にAppleCare+に加入するよりも月額で最大11ドル節約できると試算しています。この新サービスは米国で提供が開始されています。
一方、自動車業界では、Appleが2022年に発表した「CarPlay Ultra」への対応を、BMW、メルセデス、アウディ、ボルボ、ポールスター、ルノー、ゼネラルモーターズ(GM)といった複数の主要メーカーが見送る決定を下しました。これは、当初14社の自動車メーカーがパートナーとして挙げられていたAppleの計画にとって、大きな後退と見られています。
「CarPlay Ultra」は、従来のCarPlayをはるかに超え、車のダッシュボード全体を統合的に制御するシステムです。車速、温度、燃料残量といった車両情報をiPhoneアプリと共にドライバーの全スクリーンに表示し、Appleが「統一された一貫性のある体験」と呼ぶ環境を提供することを目指しています。しかし現状、CarPlay Ultraを市販車に搭載しているのはアストンマーティンのみにとどまります。ヒョンデとその傘下のキア、ジェネシスは引き続き協力姿勢を示しており、ポルシェも将来的なサポートを計画していますが、フォードや日産など当初の発表ブランドからは、現時点での進捗は伝えられていません。

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