WhatsAppが「メッセージリマインダー」機能をテスト中、見落とし防止に貢献か

メッセージアプリ「WhatsApp」が、特定のメッセージにリマインダーを設定できる新機能をベータ版でテストしていることが明らかになりました。最新のベータバージョンから判明したもので、ユーザーが見落としがちな重要なメッセージを容易に再確認できるようになることが期待されます。

新機能は、ユーザーが任意のメッセージを長押しし、ポップアップメニューに表示される「Remind me」（リマインドする）オプションを選択することで利用できます。その後、2時間、8時間、24時間、またはカスタムの時間から通知を受け取るタイミングを選ぶことが可能です。

リマインダーが設定されたメッセージには、目印としてメッセージの角にベルのアイコンが表示されます。設定した時間が来ると、ユーザーには通知とともに、メッセージの内容、それが含まれる会話、および添付されたメディアのプレビューが表示される仕組みです。これにより、メッセージにスターを付けたりスクリーンショットを撮ったりする既存の方法よりも、メッセージの見落としを効果的に防ぐことができるとみられています。

またWhatsAppは、頻繁にやり取りする連絡先からの未読メッセージをハイライト表示して通知する機能もテストしている模様です。これは、複数の会話を管理するユーザーが重要なメッセージを見落とさないようにするためのものです。

これらの新機能は現在、Android版のベータバージョンで提供されています。iOS版への導入や一般公開の時期については、今のところ明らかになっていません。