米Appleが提供するクラウドストレージサービス「iCloud」の容量を巡り、同社を提訴していた利用者の訴訟で、原告側の請求が棄却され、敗訴しました。

この訴訟は、iCloudユーザーの女性が、有料の200GBプランに無料の5GBが加算され、合計205GBが提供されると期待していたと主張。しかし、実際には200GBしか提供されなかったとして、Appleを提訴したものです。

米第九巡回区控訴裁判所の判事団は、原告の控訴を退ける判断を下しました。

裁判所は、原告が有効な契約違反を主張しておらず、また合理的な消費者がAppleのiCloudストレージに関する表示によって欺かれるとは認められないと指摘しました。