Apple Watchに「睡眠スコア」機能導入か、最新iOSコードから兆候

Apple Watchに、ユーザーの睡眠の質を数値化する「睡眠スコア」機能が導入される可能性が浮上しました。最新のiOSコード内に、そのヒントとなる画像や名称が発見されたといいます。

これは、iOS 26のコードを分析した専門家によって明らかにされたものです。ヘルスケアアプリのコード内から、Apple Watchのグラフィックに「84」という数字が配された画像と、「Watch Focus Score」と名付けられたコードが発見されました。

画像にはApple Watchの周りに3色のバーがあり、これらはApple Watchで追跡可能な睡眠ステージ（覚醒時間、レム睡眠、コア・深部睡眠など）の色と一致しているとみられます。また、月と星、zzz、ベッド、睡眠ステージ、目覚まし時計、そして体温計といった睡眠に関連するアイコンが周囲に配置されていました。

「Watch Focus Score」という名称から、Apple Watchが提供する何らかの睡眠関連スコアである可能性が高いと推測されています。この機能は、前夜の睡眠の量や質に基づいて、日中の活動能力を予測する手助けとなることも考えられます。

現在、多くの健康追跡デバイスが睡眠スコアを提供していますが、Apple Watchにはまだこの機能はありません。既存の睡眠トラッキング機能では、レム睡眠、コア睡眠、深部睡眠に分類し、加えて在床時間や覚醒時間の指標を提供しています。

発見された画像に体温計アイコンが含まれていることから、将来的な睡眠スコアは、watchOS 11で導入された「Vitals（バイタル）」機能のように、複数の健康指標を総合的に考慮して算出される可能性も示唆されています。

現時点では、この睡眠スコア機能に関するさらなる情報は明らかになっていません。今回見つかった画像が他の機能に関連している可能性もゼロではありませんが、watchOS 26のアップデートで新機能が導入される最初の兆候である可能性も十分に考えられます。