iOS 26ベータ4、Liquid Glassデザインを改善 – UIの透明度向上

Appleは先日公開したiOS 26の第4ベータ版において、オペレーティングシステム全体にわたる「Liquid Glass」デザインに再び変更を加えました。特に、アプリ内のメニューやボタンの表示方法が調整されています。

今回の変更は、第3ベータ版で指摘されていた「Liquid Glassの透明感が不足している」という批判に対応したもので、複数の領域で半透明度が引き上げられました。

例えば、「写真」「ミュージック」「App Store」「Podcast」といった主要アプリのナビゲーションバーは、以前よりもクリアになり、背景色がより透過して見えるようになりました。また、「フロストガラス」のような見た目は抑えられたものの、テキストの可読性は維持されており、第2ベータ版と第3ベータ版の中間的なバランスが図られた形です。

一方で、コントロールセンターやロック画面、ホーム画面の見た目は概ね以前のベータ版と変わっておらず、透明度の変更は主にアプリのナビゲーションバーやボタンに集中している模様です。ただし、ロック画面では通知をスクロールする際に背景が暗くなる挙動が確認されています。

Appleは今後もユーザーからのフィードバックに基づき、「Liquid Glass」デザインに細かな調整を加えていくと見られています。デザインの最終版は、今秋に予定されているiOS 26の正式リリース時に確定するとのことです。