Apple、iOS 18.6およびiPadOS 18.6の最終候補版をリリース — 一般公開へ向け最終調整か

Appleは本日、iOS 18.6およびiPadOS 18.6のリリース候補版（RC）を開発者およびパブリックベータテスター向けに提供開始しました。このリリース候補版は、重大なバグが発見されなければ一般公開される最終バージョンとなります。前回のベータ版から1週間での公開となりました。

これらのアップデートは、対応するデバイスの「設定」アプリから「一般」>「ソフトウェアアップデート」に進むことでダウンロードが可能です。

現時点では、iOS 18.6およびiPadOS 18.6ベータ版で顕著な新機能は確認されていません。しかし、欧州連合（EU）のデジタル市場法（DMA）に伴うApp Storeの一部変更が含まれる可能性が指摘されています。また、AppleはiOS 18.6でApple Intelligenceを中国に展開する意向があったとの噂も出ていますが、規制上の障壁によりその導入は延期された模様です。

これらの状況から、今回のアップデートは主に細かな変更やバグ修正に焦点を当てているとみられます。

なお、Appleは現在iOS 18の開発を縮小し、次のメジャーアップデートとなるiOS 26に注力しています。iOS 26は現在ベータテスト段階にあり、今年の9月に発表されると予想されている新しいiPhone 17モデルと共に正式リリースされる見込みです。