アップル、英ブリストルの直営店を来月閉鎖へ－再開発が要因

米アップルは、英国ブリストル市中心部に位置する直営店「アップル・ブリストル」を来月閉鎖すると発表しました。最終営業日は8月9日（土）となり、現時点では代替店舗の計画はない模様です。

同店は、キャボット・サーカス・ショッピングセンターおよび隣接するブリストル・ショッピング・クォーターの再開発計画に伴い、閉鎖されることになりました。

アップルは4月の声明で、ブリストル店が位置する区画の閉鎖を含む再開発計画のため、同店を閉鎖すると説明。「15年以上にわたりブリストルの地域社会に貢献できたことを光栄に思います。大切な従業員は引き続きアップルでの職務を継続します」と述べ、従業員の雇用は維持される方針を示しています。

2008年に「アップル・キャボット・サーカス」としてオープンした同店は、15年以上にわたり営業を続けてきました。2階建ての店舗は、クラシックなデザインで、1階が製品販売エリア、2階がGenius Barの予約や「Today at Apple」のクリエイティブセッションに利用されていました。

ブリストル周辺では、近郊のアップル・クリブス・コーズウェイ店、バースのアップル・サウスゲート店の2店舗が引き続き営業を行います。