Appleは先日、サブスクリプションサービス「Apple News+」に、新たなパズルゲーム「Emoji Game」を追加したことを発表しました。これにより、同サービスが提供する既存の単語パズルや数字パズルに、新たな選択肢が加わります。このゲームは現在、米国とカナダのApple News+加入者が利用可能です。

Emoji Gameの目的は、提示された絵文字（Genmojiを含む）を解釈して単語のフレーズを完成させることです。例えば、絵文字の並びから「dream」といった単語や、Appleの創業者を想起させる「Jobs」といったフレーズを読み解く問題が出題されます。いかに少ない手数でフレーズを完成させるかが問われ、ヒントも用意されていますが、使用すると手数にカウントされます。

本ゲームはデイリーゲーム形式で、一度プレイすると翌日まで待つ必要があります。プレイ結果はGame Centerを通じて記録され、他のプレイヤーとスコアを比較できるほか、メールやメッセージ、各種ソーシャルメディアを通じてスコアを共有することも可能です。また、プレイし損ねた日があっても、過去のゲームを後からプレイすることができます。

Emoji Gameは、WWDC後に公開されたiOS 26のベータ版で初めてその存在が確認されており、当初は9月の正式リリースと見られていました。しかし、Appleは予想よりも早く提供を開始した形です。なお、iOS 26のパブリックベータ版は来週公開される予定です。

今回のEmoji Gameのリリースは、Emojipediaが11年前に制定した「World Emoji Day（世界絵文字デー）」と重なるタイミングとなりました。この日には、World Emoji Awardsの開催など、絵文字をテーマにした様々なイベントが世界各地で行われています。