Apple TV+、エミー賞ノミネートで自己最多記録を更新

Appleは、今年のテレビ界最高峰のエミー賞において、過去最多となるノミネート数を獲得しました。
Appleが発表した81件のノミネートにはコマーシャル2件が含まれるため、一般的な集計では実質79件と見られています。
これは昨年記録した72件を上回り、Apple TV+としては自己最多のノミネート数となります。

しかしながら、全体的なノミネート数では、HBO Maxが142件、Netflixが120件を記録しており、Apple TV+が他社ネットワークの記録を塗り替えるには至りませんでした。

個別作品では、ドラマシリーズ「セヴェランス」シーズン2が27ノミネートを獲得し、今年の全番組の中で最多を記録しました。また、コメディシリーズ「ザ・スタジオ」は23ノミネートを獲得し、「ホワイト・ロータス」と同数で全体3位タイにランクイン。コメディ番組のシーズン1としては史上最多のノミネート数を樹立しました。
このほか、「シュリンキング」が7ノミネート、「スロー・ホース」が5ノミネートを獲得するなど、複数の人気作が評価されています。

多数のノミネートが必ずしも多くの受賞を意味するわけではありません。今年の受賞作は、9月6日と7日に開催されるクリエイティブ・アーツ・エミー賞、そして9月14日に開催されるプライムタイム・エミー賞授賞式で発表される予定です。