Googleは、最新のPixelスマートフォンシリーズを
来る8月20日水曜日に発表すると見られています。
これは、Appleが新型iPhoneモデルを披露する数週間前のタイミングとなり、
両社の動向に注目が集まります。

今回のラインナップでは、同社初の折りたたみスマートフォン
「Pixel 10 Pro Fold」が目玉となるとされており、
その他にも「Pixel 10」「Pixel 10 Pro」「Pixel 10 Pro XL」を加えた
計4機種のスマートフォンが登場する予定です。

中でも「Pixel 10 Pro Fold」については、
Samsungの最新モデルGalaxy Z Fold7ほど薄型軽量ではないものの、
折りたたみスマートフォンとしては初のIP68等級の防水防塵性能を
備える可能性が報じられており、高い耐久性が期待されています。
また、ディスプレイのわずかな大型化と輝度向上、
バッテリー容量の増加による駆動時間の改善も予想されています。

全Pixel 10シリーズには、より高速な3ナノメートルプロセスで製造される
次世代チップ「Tensor G5」が搭載される見込みです。
このチップは、これまでのSamsung製からTSMC製に切り替わることで、
大幅な性能向上が期待されています。

一方で、「Pixel 10」「Pixel 10 Pro」「Pixel 10 Pro XL」に関しては、
デザインやサイズに大きな変更はなく、前世代モデルを踏襲するとされています。
Googleは、今回の発表で新しいAI機能、特にAIを活用した写真編集オプションも
披露するとみられており、その進化にも期待が集まります。

GoogleのPixel 10シリーズは、今年後半に発表される
AppleのiPhone 17モデルと競合することになりますが、
Appleが折りたたみデバイスを市場に投入するのは
早くても来年以降になるとの見方が強まっています。