Appleの新型iPhone 17シリーズに関する情報が混乱を招いています。特に、軽量モデルとされる「iPhone 17 Air」の本体素材について、一般的な予想に反する予測が浮上し、注目を集めています。

 「iPhone 17 Airはチタン製」の予測

GF Securitiesのアナリスト、ジェフ・プー氏の最新予測によると、iPhone 17 Airはチタン製フレームを採用する一方、iPhone 17、17 Pro、17 Pro Maxはすべてアルミニウム製になるとされています。

これは直感に反する選択肢として議論を呼んでいます。というのも、iPhone 17 Airは超軽量が売りのスマートフォンになると見られているにもかかわらず、チタンはアルミニウムよりも重いためです。昨年11月には、複数の情報源がiPhone 17シリーズ全体がアルミニウム製になると報じていました。

 「Bendgate」対策の可能性と反論

チタンはアルミニウムよりもはるかに強度が高いため、細身のiPhone 17 Airが過去の「Bendgate（曲がる問題）」を回避するために頑丈なチタンフレームを必要としている可能性も考えられます。

しかし、Appleは2024年に発売された厚さ5.1mmのアルミニウム製iPad Proで、既にこの曲がる問題を解決しているとされています。ロジックボードの中央に金属製の「カウリング」を追加して設計を強化しており、この対策はiPhone 17 Airにも応用可能と考えられています。

 情報源の信頼性

プー氏の予測は今週発表された投資家向けメモに基づくものですが、彼は多作なアナリストである一方で、その予測の的中率は50%と評価されており、今後の情報の信憑性には慎重な見方が必要です。

Appleが新型スマートフォンを発表するのは2025年後半で、まだ約2ヶ月先となります。現時点では憶測の域を出ないものの、今後のAppleの動向が注目されます。