Google Chrome、macOS Big Surのサポートをバージョン138で終了へ

Googleは、ウェブブラウザ「Chrome」の最新バージョンであるChrome 138が、macOS Big Sur（macOS 11）をサポートする最後のバージョンとなると発表しました。今後、Chrome 139以降のバージョンではmacOS Big Surがサポート対象外となります。

Googleの発表によると、macOS Big Surを実行しているMacでは、Chrome 138は引き続き利用可能ですが、警告メッセージが表示され、それ以上のアップデートは行われなくなります。Chrome 139以降を新規インストールする際には、macOS Monterey（macOS 12）以降のバージョンが必要となります。Chrome 139は今月末に出荷が予定されています。

これは、最新のブラウジング標準への対応とオンラインセキュリティの維持が目的とされています。macOS Big Surを利用しているユーザーは、最新のセキュリティ対策と機能を利用し続けるために、以下のいずれかの対応が推奨されます。

* お使いのMacが対応していれば、macOSのバージョンをMonterey以降にアップデートする。
* Appleの標準ブラウザ「Safari」に切り替える。
* macOS Big Surで引き続きアップデートが提供されている、他のサードパーティ製ブラウザの利用を検討する。