米Appleは本日、Apple TV+のオリジナル番組が第76回エミー賞において、合計81部門ものノミネートを獲得したことを発表しました。これは同社にとって過去最多のノミネート数となり、コンテンツ制作における高い評価を示しています。

特に注目を集めたのは、27部門にノミネートされたドラマシリーズ「セヴェランス」です。同作は主要な作品賞（ドラマシリーズ）のほか、主演男優賞にアダム・スコット、主演女優賞にブリット・ロウワーが選出。さらにザック・チェリー、トラメル・ティルマン、ジョン・タートゥーロ、パトリシア・アークエット、ジェーン・アレクサンダー、グェンドリン・クリスティー、メリット・ウェバーなど、多くの俳優陣が演技部門でノミネートされました。

また、セス・ローゲンが手がける「ザ・スタジオ with セス・ローゲン」も23部門でノミネートされ、コメディシリーズ作品賞、セス・ローゲン自身の主演男優賞、アイク・バリンホルツの助演男優賞、キャスリン・ハーンとキャサリン・オハラの助演女優賞などが含まれています。

このほか、「窓際のスパイ」「シュリンキング：悩みが消えるセラピー」「推定無罪」「ザ・ゴージ」「バッド・シスターズ：ふたりの厄介な姉妹」「ドープ・シーフ」「ディスガイマー」「パチンコ」「ユア・フレンズ＆ネイバーズ」「ダーク・マター」「デフ・プレジデント・ナウ！」「ボノ：降伏の物語」といった幅広いジャンルの作品がノミネートリストに名を連ねています。

Appleは今回、あらゆるネットワークやスタジオの中で最多となる31の演技部門ノミネートを獲得しており、これは同社の作品が演技面でも高く評価されていることを示しています。