Apple Watchの睡眠時無呼吸症候群検出、心臓健康機能が提供国を拡大
Apple Watchの最新モデルに搭載されている睡眠時無呼吸症候群検出機能が、欧州、アジア、南米など、世界各地の新たな国と地域で利用可能になりました。これにより、より多くのユーザーが自身の睡眠中の呼吸状態を把握できるようになります。
# 睡眠時無呼吸症候群検出機能の詳細
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が繰り返し停止・再開し、十分な休息を妨げる疾患です。Apple Watchのこの機能は、デバイスの加速度計を用いて、呼吸パターンの乱れに関連する手首の微細な動きを監視します。数晩にわたり複数回発生する呼吸の乱れから、睡眠時無呼吸症候群が示唆される場合があります。
新たにこの機能が利用可能になったのは、アルゼンチン、オーストラリア、エクアドル、ホンジュラス、インドネシア、モルドバ、セルビア、台湾、タイ、ウクライナ、ベトナムなどです。
この機能は、Apple Watch Series 9、Apple Watch Series 10、Apple Watch Ultra 2で利用でき、現在世界150カ国以上で提供されています。初回測定には数晩連続でApple Watchを装着する必要があり、日々の呼吸の乱れはiPhoneのヘルスケアアプリで確認できます。
# その他の健康機能の拡大
睡眠時無呼吸症候群検出機能の提供地域拡大に加え、Appleは心房細動履歴、心電図（ECG）、不規則な心拍の通知といった心臓健康関連機能も、一部の地域で拡大しています。
具体的には、心電図と不規則な心拍の通知がアルゼンチン、コスタリカ、セルビアで利用可能になりました。また、心房細動履歴はアルゼンチンとセルビアで提供が開始されています。
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心房細動履歴
：医師から心房細動と診断されたユーザー向けに設計されています。
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不規則な心拍の通知
：高心拍数、低心拍数、または不規則な心拍を検出し、心臓の異常を示唆する場合があります。
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心電図（ECG）
：心房細動、低心拍数、高心拍数を検出できます。
これらの心臓健康機能も、世界150カ国以上のApple Watchユーザーが利用でき、日々の健康管理を強力にサポートします。
