Apple、米9州で2025年免税対象製品リストを公開 学生向け特典も

Appleは先日、2025年に米国の特定9州で実施される「Sales Tax Holidays」（セールス税免除期間）において、消費税が免除される対象製品のリストを公式サイトで公開しました。対象となるのはアラバマ、アーカンソー、マサチューセッツ、ニューメキシコ、オハイオ、サウスカロライナ、テネシー、バージニア、ウェストバージニアの各州です。

この免税期間は、例年7月下旬から8月上旬にかけて各州で設定されます。正確な日程や詳細な条件はAppleのウェブサイトで確認できるとのことです。期間中に対象のApple製品をオンラインストアまたは直営店で購入すると、消費税が免除されます。購入時のチェックアウト画面では税額が表示されない場合がありますが、最終的なレシートには免税が反映される仕組みです。

免税対象となるApple製品は州によって異なり、購入価格に上限が設けられている場合もあります。一般的にはMac、iPad、および関連アクセサリーが対象となることが多いですが、一部の州ではiPhoneやApple Vision Proも対象に含まれるほか、特定の価格以下の商品であればあらゆる品目が免税となる州も存在します。

特に学生にとっては、この免税措置は大きなメリットをもたらします。Appleが通年実施している「Back to School」プロモーションと併用が可能で、対象となるMacやiPadを購入すると、AirPods 4などのアクセサリーが無料で提供されたり、割引価格で購入できたりする特典と組み合わせることで、新学期に向けた準備をよりお得に進めることができます。