Macintoshのシンプルな「設定」画面や「コントロールパネル」の変遷に焦点を当てた、画期的なウェブサイト「Frame of Preference」が公開され、注目を集めています。

同サイトは、デザインとAppleの歴史を詳細かつ視覚的に解説するガイドとして機能します。Macの初期である1984年から2004年までの「設定」画面の進化を網羅し、かつてのコントロールパネル、現在の「設定」画面のあらゆるピクセルに至るまで、驚くほど詳細に解説しています。

これは単なる技術的な記録に留まらず、Macの設計思想、ひいてはApple自身の歴史を視覚的に探求できる内容となっています。

制作を手がけたのは、キーボードの歴史に関する著書「Shift Happens」で知られるMarcin Wichary氏と、Infinite MacのMihai Parparita氏です。

これまでほとんど注目されてこなかったインターフェースの細部に光を当てることで、同サイトは、ウェブの可能性を最大限に活かし、Macの奥深いデザイン哲学を再発見するユニークな機会を提供しています。