サムスン、「Plus」モデル廃止か？ アップルの戦略に追随の観測

サムスンがスマートフォン「Galaxy S」シリーズのラインナップ戦略において、米アップルに追随し、販売不振とされる「Plus」モデルを廃止する可能性があるとの観測が浮上しています。アジア発の新たなリーク情報がこれを伝えています。

アップルは今年、新型iPhoneで「Plus」モデルの販売不振を受け、次期「iPhone 17」シリーズからこれを廃止し、代わりに極薄デザインの「Air」モデルを導入すると報じられています。これにより、現在の「iPhone 16」「16 Plus」「16 Pro」「16 Pro Max」というラインナップは、「iPhone 17」「17 Air」「17 Pro」「17 Pro Max」へと変更される見込みです。

現在、サムスンの「Galaxy S25」シリーズは「S25」「S25+」「S25 Edge」「S25 Ultra」で構成されています。しかし、中国の著名なリーカー「Instant Digital」によると、サムスンも来年の「Galaxy S26」シリーズで「Plus」モデルを廃止し、アップルの「Air」モデルと同様に薄型化した「Edge」モデルを導入する可能性があるとされています。もし実現すれば、新ラインナップは「Galaxy S26」「S26 Edge」「S26 Ultra」となる予測です。

現行の「Galaxy S25+」と「S25 Edge」は、6.7インチディスプレイ、Snapdragon 8チップ、50メガピクセルメインカメラなど多くの仕様が重複しています。一方、「S25 Edge」はアルミニウムの代わりにチタン素材を採用し、望遠カメラを省くことで超薄型デザインを実現している点が主な違いです。

サムスンは今年、「S25 Edge」を厚さわずか5.8mmで発売し、超薄型スマートフォンの分野でアップルに先行しました。しかし、アップルの「iPhone 17 Air」はさらに薄い5.5mmになると予想されており、両社の薄型化競争の行方が注目されています。