Appleは先日、開発者向けに
watchOS 26とvisionOS 26の第3ベータ版の提供を開始しました。
これは、第2ベータ版のリリースから2週間後の提供となります。

これらのソフトウェアアップデートは各デバイスの設定アプリからダウンロード可能ですが、利用には開発者アカウントが必要です。

watchOS 26では、visionOSから着想を得た「Liquid Glass」と呼ばれる新しいデザインが採用され、より洗練された外観となります。
また、AIを搭載した「Workout Buddy」機能が導入され、ユーザーの運動をサポート。
「Smart Stack」はよりパーソナルな文脈を取り入れ、適切な提案を行うようになります。
新機能としてメモアプリや、ライブ翻訳への対応も盛り込まれました。
今回の第3ベータ版では、一部のエルメスApple Watchモデルで発生していた過熱・クラッシュ問題も修正されるとのことです。

一方、visionOS 26では、周囲の空間に自由に配置できる「空間ウィジェット」がサポートされます。
これにより、ユーザーはより没入感のある体験を享受できるようになるでしょう。
また、ユーザーの分身となる「ペルソナ」の表現がよりリアルになるよう改良が加えられたほか、2人のVision Proユーザー間で共有の空間体験が可能になります。

これらのベータ版は現在、開発者のみが利用できますが、watchOS 26については近いうちに一般公開向けのパブリックベータが提供される予定です。
両OSの正式版は、今秋にリリースされる見込みです。