新型iPad Pro、M5チップ搭載で今秋登場か

Appleの新型iPad Proに、次世代の「M5」チップが初めて搭載される見込みであることが、Bloombergのマーク・ガーマン氏の報道により明らかになりました。早ければ今年10月にも発表される可能性があると伝えられています。

iPad Proは2024年5月にM4チップと有機EL（OLED）ディスプレイを搭載して刷新されたばかりで、今回のM5チップ搭載モデルは、M4発表から約17ヶ月での登場となる見込みです。

2024年モデルで有機ELディスプレイ採用に伴う大幅なデザイン刷新があったため、2025年モデルではデザイン変更は予定されていません。現行のスリムな筐体とOLEDディスプレイは維持されつつ、パフォーマンスと電力効率が向上したM5チップが搭載される予定です。M5チップは、TSMCの改良された3ナノメートルプロセスで製造され、大幅な性能向上が期待されています。

AppleはiPad Proのベゼルをさらにスリム化する新しいディスプレイ技術も開発中ですが、これがM5搭載モデルに間に合うかは現時点では不明です。