「悪名高き」円筒形Mac Pro、Appleのビンテージ製品リスト入り

Appleは先日、2013年に発売されたMac Proを、同社のビンテージ製品およびオブソリート製品リストに追加しました。その独特な円筒形のデザインから、「悪名高き」とも評されたMac Proが、修理サポート対象外となる道筋を辿ることになります。

2013年型Mac Proは、従来の四角いタワー型から大きく逸脱した、内部が区画化された斬新な円筒形ボディが特徴でした。この「物議を醸した」デザインは、プロユーザーにとって必ずしも使いやすいものではなく、冷却性能や拡張性に関して様々な意見が寄せられました。

その後、2017年に一部ハードウェアのアップグレードはあったものの、Appleはこの円筒形デザインを放棄。2019年に発表された次期Mac Proでは、再び従来のタワー型へと回帰しています。

今回のリスト追加では、2013年型Mac Proの他にも、複数の2019年型iMacモデルや2018年型iPad Proモデルがビンテージ製品の対象となっています。これらの製品は、発売から一定期間が経過したことで、将来的に修理サポートなどが終了する可能性があります。