Bang & OlufsenのBeosound A1（第3世代）ポータブルスピーカーが、そのコンパクトなサイズに反する高い音質と堅牢性で注目を集めています。価格は高めであるものの、アウトドアでの使用に適した設計と優れたバッテリー寿命が特徴です。

この第3世代モデルは、高さわずか46mm、直径133mm、重さ576gと携帯性に優れながらも、IP67等級の防水・防塵性能を備えており、ビーチやBBQ、さらには水深1mに30分間浸水しても耐えうる高い耐久性を誇ります。デザインは前モデルから変わらず、特徴的な円形フォルムと穴あきアルミニウムグリルが採用されています。

音質面では、新たに3.25インチウーファーを搭載し、前モデルよりも低音が強化されました。0.6インチツイーターとの組み合わせにより、合計60Wの出力でクリアかつパワフルな中音域を実現。ロック、ポップ、ダンスミュージックなどに特に適していると評価されています。一方で、超高音域や超低音域にはやや物足りなさを感じる場面もあるものの、このサイズのスピーカーとしては非常に優れた性能とされています。

バッテリー駆動時間は中程度の音量で最大24時間と大幅に向上し、週末の外出にも十分対応可能です。接続はBluetooth 5.1とUSB-Cによる有線接続に対応。AppleのAACコーデックとAndroid向けのaptX Adaptiveもサポートします。ただし、Wi-FiやAirPlayには非対応です。

Beosound A1（第3世代）は、現在$399/£299で販売されており、多くのポータブルスピーカーと比べると高価な部類に入ります。しかし、その頑丈な設計と長時間のバッテリーライフ、そしてコンパクトさからは想像できないパワフルなサウンドは、アウトドアでの利用を考えているユーザーにとって、検討に値する一台であると評されています。