CarPlayでNFL公式アプリが続々登場、試合のライブ音声配信が可能に

Appleの車載システム「CarPlay」において、NFL（ナショナル・フットボール・リーグ）チームの公式アプリが順次利用可能になり始めています。

これまでに、バッファロー・ビルズ、シカゴ・ベアーズの公式アプリが今年初めにCarPlayに対応。先週にはニューオーリンズ・セインツの公式アプリも加わりました。これら3つのアプリはいずれもYinzCam社が開発を手がけており、同社はNFLのほか、NHL、NBA、MLSなど多数のプロスポーツリーグの公式アプリ開発を請け負っています。

CarPlay対応アプリを利用することで、ファンは車両のダッシュボードからお気に入りのチームの試合のライブ音声やラジオ放送を聴取できるようになります。

YinzCamは、同社が開発するNFL全24チームの公式アプリに対し、今後CarPlay対応を順次拡大していくものとみられています。現時点ではビルズ、ベアーズ、セインツのファンのみがこの機能を利用できますが、将来的に多くのチームで利用できるようになることが期待されます。

なお、今年3月下旬にリリースされたiOS 18.4以降では、CarPlay対応のライブスポーツ音声ストリーミングアプリで、試合のスコアボードをCarPlay画面上に表示できるようになりました。この新しい「再生中」画面では、チームロゴ、スコア、試合時間などが表示可能ですが、YinzCamのアプリではまだこの機能は実装されていないようです。