Appleは、Windows向け「iCloud Passwords」アプリのアップデートを実施し、Firefoxウェブブラウザの公式サポートを開始しました。

これにより、Windows PCでFirefoxを利用するユーザーは、iCloudに保存されたパスワードやログイン情報をブラウザから直接アクセスし、自動入力することが可能になります。

今回の対応は、AppleのiCloud Passwords拡張機能の更新によって実現しました。Apple Passwordsは、iOS 18で導入されたiCloudキーチェーンの項目を一元管理する機能で、ユーザーがどこからでもログイン情報やパスキーなどの認証情報にアクセスできるよう、他のオペレーティングシステムにも展開されています。

Windows版Firefoxは今回新たにサポート対象となりましたが、Mac版Firefoxではすでに昨年12月から同機能が利用可能でした。Windowsでは、すでにGoogle ChromeやMicrosoft Edgeでも同様の機能が提供されています。