Apple、次世代M5チップを年内投入か 5製品に搭載見込み
Appleは、次世代のM5チップを年内に発表し、5つの主要製品に搭載すると報じられています。このM5チップは、TSMCの最新の第3世代3nmプロセスで製造され、現行のM4チップと比較して、性能と電力効率のさらなる向上が期待されます。
搭載が予測されるのは、iPad Pro、Vision Pro、MacBook Pro、Mac mini、そしてiMacの5製品です。
# iPad Pro
昨年、OLEDディスプレイ搭載と薄型化が図られたiPad Proは、M5チップの搭載が主眼となるアップグレードとなりそうです。著名アナリストの予測では、M5チップ搭載モデルの量産は2025年後半に開始される見通しで、Appleの慣例的なアップデートサイクルを考慮すると、今年の9月か10月にリリースされる可能性があります。超薄型ベゼルの導入も噂されていますが、今年実現するかは不明です。
# Vision Pro
AppleのヘッドマウントデバイスVision Proも、年内にM5チップを搭載したモデルが登場するとされています。M5チップ搭載モデルの量産は、今年第3四半期に始まると予測されており、現行のM2チップからの変更が主なアップデート内容となる見込みです。Vision Proの本格的な次世代モデル（Vision Pro 2）は2028年まで登場しないと見られています。
# MacBook Pro
14インチおよび16インチのMacBook Proは、M5、M5 Pro、M5 Maxチップを搭載し、今年10月にアップデートされると予想されています。しかし、来年には2021年以来となる大規模な再設計が行われ、OLEDディスプレイや薄型化が実現するとの噂もあり、M6チップも登場する見込みのため、購入を検討している場合は来年まで待つのが賢明かもしれません。
# Mac mini / iMac
昨年MacBook Pro、Mac mini、iMacが同時にアップデートされたように、今年もこれら3製品がM5チップを搭載して同時に発表される可能性があります。
Mac miniはM5およびM5 Proチップを搭載したモデルが登場すると見られますが、昨年デザイン変更が行われたばかりのため、今年はデザイン上の変更はないでしょう。iMacもM5チップを搭載し、MacBook ProやMac miniと同時期にリリースされる可能性が指摘されています。
