Appleが開発中の次期オペレーティングシステム（OS）に、内部で「植物」をテーマにしたコードネームを付与していることが報じられ、注目を集めています。特に、2027年に予定されている主要OSアップデートのコードネームとされる名称が流出し、その内容が話題となっています。
Xユーザーのaaron613氏の投稿によると、Appleはこれまでも開発中の製品に内部コードネームを使用してきましたが、来年以降のOSでは植物を基調としたテーマへの移行を進めているとのことです。
複数の噂によれば、2027年版の各OSアップデートには以下のコードネームが割り当てられているとされています。
*
iOS 27:
Buttercup（キンポウゲ）
*
macOS 27:
Honeycrisp（ハニー クリスプ：リンゴの品種）
*
watchOS 27:
Orchid（ラン）
*
visionOS 27:
Eclipse（日食/月食）
*
tvOS 27:
Lotus（ハス）
これらの情報源としては、ButtercupとHoneycrispは著名なジャーナリストであるマーク・ガーマン氏が最初に報じ、Orchid、Eclipse、LotusについてはXユーザーの@nicolas09F9氏が最初に伝えたとされています。
これらのコードネームには、製品の機能や特性を示唆する象徴的な意味が込められているのか、あるいは単なる内部識別子なのか、様々な憶測を呼んでいます。過去には、iOS 26のコードネーム「Solarium（ソラリウム）」が、その「Liquid Glass」インターフェースを直接的に示唆していた例もあります。
しかしながら、今回リークした名称の中では、visionOS 27の「Eclipse」が視覚体験や没入感を想起させる点で関連性が見出せるものの、他の名称については、現時点では製品との具体的な結びつきを読み取ることは困難です。内部関係者のみが知る情報が隠されている可能性もありますが、多くの場合、コードネームには特に深い意味がないことも珍しくありません。
一方で、今後登場するM5チップ搭載のMacBook Proモデルのコードネームが「J714c」「J714s」といった記号的なものであることと比較すると、今回の植物テーマは「Buttercup」のように、より親しみやすく、興味深いものだとの声も上がっています。
