MacBook Pro、OLEDディスプレイ搭載は2026年か 大幅刷新に期待

新しいOLED（有機EL）ディスプレイを搭載したMacBook Proの登場時期について、最新の観測が浮上しました。当初は来年（2025年）と見られていましたが、市場調査会社Omdiaのアナリスト、リンダ・リン氏の最新の調査ノートによると、この時期は2026年にずれ込む可能性が高いと指摘されています。
OLEDディスプレイは、まずハイエンドモデルのMacBook Proに導入され、その後MacBook Airなどの下位モデルにも展開されると広く予測されています。

OLEDディスプレイの導入は、MacBook Proに様々な恩恵をもたらすと期待されています。既存のmini-LEDディスプレイと比較して、明るさが向上し、より深い黒を表現できる高いコントラスト比が実現します。また、電力効率の改善により、バッテリー駆動時間の延長も期待されています。

2026年には、MacBook Proは2021年以来となる大規模な再設計を受けると見込まれています。OLEDディスプレイの搭載に加え、より薄型のデザインが採用される可能性があり、チップも次世代のM6、M6 Pro、M6 Maxシリーズに移行する見通しです。

一方で、画面上部のカメラデザインについては不確実な情報もあります。昨年12月にはOmdiaが、次期MacBook Proでは現在のノッチ（切り欠き）ではなく、パンチホール型のカメラが採用されると報じましたが、この情報が正確であるか、またはAppleのロードマップに残っているかは現時点では不明です。

もし新しいMacBook Proの購入を検討している場合、急ぎでなければ来年まで待つのが賢明かもしれません。
Appleは今年後半にM5シリーズのチップを搭載したMacBook Proを投入する可能性が高いですが、これは主にスペックの向上が中心となる見込みです。
前述したようなOLEDディスプレイ搭載やデザインの大幅な変更といった主要なアップグレードは、2026年10月頃までに実現すると予測されています。