Apple、画像編集アプリ「Pixelmator Pro」をApple Intelligence対応にアップデート

Appleは本日、昨年買収した描画・写真編集アプリケーション「Pixelmator Pro」の最新アップデートをリリースしました。この新バージョンには、Apple Intelligenceの先進機能である「Writing Tools」と「Image Playground」が統合され、機能が大幅に強化されています。

 Image Playgroundによる革新的な画像生成

「Image Playground」の統合により、Pixelmator Proは写真や説明文、さらには写真ライブラリの人物情報に基づいて、オリジナルの画像を生成できるようになりました。既存の画像レイヤーや描画を、アニメーション、イラスト、スケッチといった多様なスタイルで再生成する「Add to Playground」機能も追加されています。生成された画像は個別のレイヤーとして挿入可能で、Pixelmator Proのテンプレートやモックアップのプレースホルダー画像を「Image Playground」で作成した画像に置き換えることも可能です。

 Writing Toolsでテキスト編集を効率化

「Writing Tools」機能は、Pixelmator Pro内で使用するあらゆるテキストの校正、要約、書き換え、トーン変更を可能にします。ChatGPTとの連携オプションも利用でき、テキストを選択してControlキーを押しながらクリックし、「Writing Tools」を選択するだけでこれらの機能にアクセスできます。

 その他の改善点

今回のアップデートでは、OM SYSTEM OM-1 Mark IIカメラのRAW画像への対応が追加されたほか、VoiceOverサポートが改善されています。さらに、ツールサイドバーの項目にカーソルを合わせると、ツール名が大きく表示される「Hover Text」機能も導入され、ユーザーエクスペリエンスが向上しました。

Pixelmator Proは現在、Mac App Storeから50ドルでダウンロード可能です。