AppleがiPhone用チップを搭載した低価格の新型MacBookを投入する計画を進めている模様です。著名なAppleアナリスト、ミンチー・クオ氏が明らかにしました。

クオ氏によると、この新型MacBookは13インチディスプレイを採用し、iPhone向けの「A18チップ」を搭載する見込みです。これは、Macとしては初めてiPhone用チップを採用するモデルとなります。現行のAppleシリコン搭載Macは、より高いコア数や大容量メモリ、優れた外部ディスプレイサポートを提供するMシリーズチップを搭載しています。新型MacBookは、シルバー、ブルー、ピンク、イエローのカラーバリエーションが展開されると予想されています。

量産は2025年第4四半期後半か2026年第1四半期前半に開始される見込みです。Appleは、この低価格モデルがMacBookの販売を促進し、来年のMacBook全体の販売台数の20～28％を占めることを期待しています。

なお、中国のテクノロジー企業Everwin Precisionが、この新型MacBookのケースの主要サプライヤーとなる予定で、リリースに伴い恩恵を受けると見られています。