Appleは、次期モバイルOS「iOS 26」の2番目の開発者向けベータ版をリリースしました。このベータ版では、ユーザーインターフェース（UI）の視認性向上や操作性の改善、新機能の追加など、複数の変更点が明らかになっています。

 UIと操作性の改善

コントロールセンターの「リキッドグラス」ボタンは、背景のぼかし効果が強められたことで、以前よりも鮮明に識別できるようになりました。また、アクセシビリティ設定にある「透明度を下げる」機能も強化され、UI全体の透過効果がさらに低減され、視覚的な明瞭さが向上しています。

Safariにも細かな調整が加えられました。新しいタブボタンがタブ管理画面の左上から左下へと移動し、iOS 18での位置に戻りました。さらに、「コンパクトなタブバー」レイアウトを使用している場合でも、進む/戻るナビゲーションボタンが表示されるようになり、操作性が向上しています。

 新機能と説明の明確化

Apple Musicには、ホーム画面からリアルタイムのラジオストリームに素早くアクセスできる「Live Radio」ウィジェットが追加されました。サウンドと触覚の設定では、「Reflection」カテゴリの下に「Alt 1」という新しい着信音オプションも加わっています。

低電力モードの説明文もより明確に書き換えられました。これにより、同モードがバックグラウンドでの活動、処理速度、ディスプレイのリフレッシュレート、明るさを低減させるほか、5G接続やiCloud同期などの機能が制限されることが明示されています。

また、iOS 26のデフォルト壁紙は、システムの空間写真機能に連動してアニメーションするようアップデートされ、ホーム画面にダイナミックな雰囲気をもたらします。

 その他のApple関連の動き

今回のベータ版の変更点に加え、AppleがAI検索スタートアップPerplexityの買収を検討しているとの報道や、次期iPhone 17で新たなパープルとグリーンのカラーオプションが追加されるという噂についても、引き続き関心が寄せられています。