Apple Vision Pro、大腸内視鏡検査で活用へ がん検出支援に期待

Apple Vision Proが医療現場で新たな役割を担う可能性が出てきました。医師らが大腸内視鏡検査中に同デバイスを装着し、リアルタイムでのがん検出支援に空間コンピューティングがどう貢献できるかを検証する研究が進められています。

この研究は、内視鏡検査における診断精度向上を目指すもので、AIを活用した画像解析と組み合わせることで、見落としがちな病変の特定に役立つと期待されています。

Apple Vision Proは、以前から医療分野での活用が注目されており、麻酔科医や看護管理者、一般開業医など、多岐にわたる専門家にとって有用なツールとなるとの声が上がっていました。

すでにインドでは、外科医が鍵穴手術に導入するなど、一部の臨床現場では実際の活用も始まっています。今回の研究により、医療における空間コンピューティングの可能性がさらに広がるか注目されます。