Appleは、今年秋にリリース予定のiPadOS 26アップデートにおいて、iPad向けに新たに4つの標準アプリ「電話（Phone）」「プレビュー（Preview）」「ジャーナル（Journal）」「ゲーム（Games）」をプリインストールすることを発表しました。現在開発者向けベータ版が提供されており、一般公開は9月となる見込みです。

追加される各アプリの概要は以下の通りです。

 電話（Phone）

これまでiPhone専用だった「電話」アプリがiPadでも利用可能になります。iPhoneとの連携により、Wi-Fi経由でiPadから通話の発着信ができるほか、通話履歴の確認や留守番メッセージの再生なども行えます。iOS 26で追加される「ホールドアシスト」「コールスクリーニング」「ライブ翻訳」といった新機能も利用できる予定です。

 プレビュー（Preview）

Macでおなじみの「プレビュー」アプリがiPadにも登場します。PDFや画像の編集、マークアップに特化しており、Apple Pencilを使って手書きで描画やメモを書き込むことも可能です。

 ジャーナル（Journal）

iOS 17でiPhoneに導入された「ジャーナル」アプリがiPadでも利用できるようになります。日々の出来事や思考をテキストで記録できるほか、描画、手書き、写真、動画、音声録音など、さまざまな形式のコンテンツを組み合わせて思い出を綴ることができます。

 ゲーム（Games）

iPad、iPhone、Macで利用できる「ゲーム」アプリは、App StoreやApple Arcadeのゲームをまとめて検索・発見できるオールインワンアプリです。ゲーム内イベントの確認や、家族や友人と競い合うシングルプレイヤーチャレンジといった新機能も含まれています。

今回のアップデートにより、iPadの活用の幅がさらに広がるものと期待されます。