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iPhone 4とFaceTime、本日登場15周年

  • From 
    MacRumors

アップルは24日、スマートフォン「iPhone 4」と、独自のビデオ通話サービス「FaceTime」のリリースから15周年を迎えました。

「iPhone 4」は、2010年6月24日に発売されました。当時のCEOスティーブ・ジョブズ氏が発表したこのモデルは、初めて高解像度「Retinaディスプレイ」を搭載し、当時のアップル史上最も鮮明な画面を実現しました。

デザイン面では、それまでの丸みを帯びた形状から一新され、ステンレススチールとガラスを組み合わせた直線的でシャープなデザインを採用。初の自社設計SoC(システム・オン・チップ)である「A4チップ」を搭載し、パフォーマンスとバッテリー駆動時間を大幅に向上させました。

さらに、「iPhone 4」はiPhoneとして初めて前面カメラを搭載。これにより、ユーザーは初めて自分撮り(セルフィー)が可能になり、同時に「FaceTime」によるビデオ通話も実現しました。搭載された「iOS 4」では、サードパーティ製アプリのバックグラウンド動作やホーム画面フォルダ機能などが導入され、ユーザー体験が大きく向上しました。

一方で、本体の外部アンテナ構造に起因する「アンテナゲート」問題が発生。特定の持ち方で電波受信感度が低下するというものでしたが、アップルは無料バンパーケースの提供などで対応し、この問題は鎮静化しました。

こうした論争にもかかわらず、「iPhone 4」は当時のアップル史上、最も成功したスマートフォン発売となりました。初日だけで60万台以上の予約注文があり、発売日には世界各地のアップルストアに長蛇の列ができるなど、熱狂的な歓迎を受けました。このモデルは、2014年まで販売が継続されるなど、当時のベストセラーiPhoneの一つとなりました。

「FaceTime」は当初、「iPhone 4」間のWi-Fi接続に限定されていましたが、2011年にはiPad 2とMacにも対応を拡大。2013年には音声通話に特化した「FaceTimeオーディオ」が登場しました。

その後も進化を続け、iOS 12では最大32人でのグループビデオ通話が可能に。2021年にはウェブブラウザ経由でAndroidやWindowsデバイスとの限定的な互換性も実現しました。当初「オープンな業界標準」とされたFaceTimeですが、プロトコルは公開されず、現在もAppleプラットフォーム限定の機能として提供されています。

2025-06-25

AIによる翻訳/要約をしています。正確な情報はオリジナルサイトにてご確認ください。
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