Appleは本日、iPhoneのWalletアプリが日本のマイナンバーカードに対応したと発表しました。これにより、iPhone XS以降のモデルでiOS 18.5以降を搭載していれば、Walletアプリにマイナンバーカードを追加できるようになります。

カードの登録は、マイナンバーポータルアプリの最新版を経由して行われます。登録後は、対面での提示に加え、対応するアプリ上でもデジタルで利用できます。

Appleによると、本日よりiPhone上のマイナンバーカードを利用して、全国のコンビニエンスストアで公的書類を印刷したり、マイナンバーポータルを通じてオンラインで行政サービスを受けることが可能になります。将来的には、日本の病院や薬局でもiPhoneでのマイナンバーカード提示が可能になる見込みです。

なお、日本は米国以外でWalletアプリの本人確認（ID）機能に対応する初めての国となります。Appleは、日本国内で約1億人がマイナンバーカードを保有しているとしています。