# macOS Tahoe ベータ2公開、Finderアイコンが伝統の色に回帰しMacユーザー安堵

Appleは先日、次期macOSのベータ版となる「macOS 26 Tahoe ベータ2」を開発者向けに公開しました。今回のリリースで最も注目されているのは、システムアイコンの一つであるFinderアイコンの色が、従来の配色スキームに戻されたことです。この変更はMacコミュニティから歓迎され、安堵の声が上がっています。

数週間前のWWDC（世界開発者会議）で初めて発表されたmacOS Tahoeの初期ベータ版では、Finderアイコンの色が反転したデザインとなっており、多くのユーザーから「違和感がある」「本来の姿ではない」といった不評の声が寄せられ、大きな議論を呼んでいました。

しかし、今回のベータ2では、ユーザーのフィードバックが迅速に反映され、長年親しまれてきたFinderアイコンの配色が復活しました。アイコン自体は「Liquid Glass」と呼ばれる新しいデザイン言語の影響を受けつつも、その本質的なイメージは維持されています。Appleがベータ期間中にユーザーの声に真摯に耳を傾け、対応した形です。

macOS Tahoeの正式版は今秋にリリースされる予定です。それまでのベータサイクル期間中には、さらなる機能追加や調整が加えられていくとみられます。現在、開発者向けのベータ版が提供されており、一般ユーザー向けのパブリックベータは7月に提供開始される予定です。