macOS Tahoe、Finderアイコンの配色が歴史的な形に回帰

Appleが発表した次期macOS Tahoe 26のFinderアイコンについて、初期のベータ版で変更されていた配色が、最新のベータ版で元のデザインに戻されたことが明らかになりました。

当初公開されたmacOS Tahoe 26では、Finderアイコンの青い部分が右側に配置されるデザインに変更されており、これは約30年間続いてきたFinderアイコンの歴史的な配色、すなわち暗い色が左側に配置される伝統に反するものでした。

Appleのデザインは細部へのこだわりで高く評価されていますが、時には目新しさを追求するあまり、長年親しまれてきたデザインからの逸脱が見られることがあります。今回のFinderアイコンの配色変更もその一例と見られていました。

Appleの歴史に詳しいライターのStephen Hackett氏も、この変更は「歴史からの突然の逸脱」であると指摘していました。今回の修正により、macOS Tahoeでは、長年親しまれてきたFinderアイコンのオリジナルの配色が復元されることになります。