macOS Tahoeベータ2、メニューバーに背景を追加するオプションを導入

Appleは、macOS Tahoeのベータ2において、メニューバーに背景を追加する新しいオプションを搭載しました。この機能は、macOS Sequoiaのメニューバーデザインに近い外観を実現することを目的としています。

macOS Tahoeでは、当初「Liquid Glass」デザインの一環として、メニューバーの背景が除去され、壁紙に溶け込む透明な外観が採用されていました。これにより、メニューバーのアイコンはより浮遊しているように見えましたが、視認性向上のため壁紙にはわずかなグラデーションが加えられていました。

今回追加された背景オプションは、「システム設定」アプリの「メニューバー」セクションからオンに切り替えることが可能です。この設定を有効にすることで、透明なデザインを好まないユーザー向けに、メニューバーと背景が明確に区別されるようになります。

また、AppleはmacOS Tahoeベータ2で、開発者から提起されたいくつかの問題に対処するためのアップデートも実施しています。これには、Finderアイコンの色を従来のFinderのカラーにより合わせる変更なども含まれています。