
アップル、EUでiPhone等にエネルギー・バッテリー表示を追加
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FromMacRumors
Apple、EUでiPhone/iPad向け新エネルギー効率ラベル導入
欧州の新規定に対応、評価基準の曖昧さから一部評価を自主的に「B」に格下げ
欧州連合(EU)で新たに施行された規制に対応し、AppleはEU圏で販売するiPhoneおよびiPadに、デバイスのエネルギー効率を示す新たなラベルの表示を始めました。このラベルはオンラインでの公開に加え、製品にも印刷版が同梱されます。
このラベルは、EUの定める試験基準に基づき、デバイスのエネルギー効率を最高評価のAから最低のGまで7段階で評価します。さらに、バッテリーの満充電サイクルあたりの持続時間、修理可能性、耐衝撃性、防水防塵性、バッテリーの総充電サイクル寿命など、多岐にわたる情報も網羅されています。
しかし、Appleは欧州委員会が提示する試験方法の一部には「曖昧さが残る」と指摘しており、そのため同社は自主的に保守的なスコアを適用する方針を採っています。具体的には、内部試験で最高評価の「A」を獲得したiPhoneの現行モデルについても、第三者による評価の解釈の違いによって低い評価となる可能性を最小限に抑えるため、敢えて「B」評価に格下げしたことを明らかにしています。
これらのラベルは、AppleのEU圏向けウェブサイトにおけるiPhoneおよびiPadの製品ページで、カラフルなタグアイコンをクリックまたはタップすることで閲覧可能です。また、ラベルには詳細な情報を記載したPDF形式の製品情報シートが付随しており、バッテリー容量や画面の耐傷性、セキュリティアップデートの最低保証期間なども確認できます。
なお、欧州委員会のウェブサイトには、EUで販売されるスマートフォンやタブレットのエネルギーラベル情報を閲覧できるデータベースも公開されています。この新ラベルは、EU加盟国に加え、ノルウェーとスイスでも適用されます。

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