今秋登場!Appleライブ翻訳の魅力と利用法
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FromMacworld
Appleは今秋リリースする新たなOSで、主要なコミュニケーションアプリにリアルタイムのライブ翻訳機能を搭載すると発表しました。
この新機能は、ユーザーの機密性の高い通信内容が外部に漏れることなく、すべてデバイス内で処理されるのが特徴です。複数のアプリやデバイス間でシームレスに利用できます。
最も注目されるのは、電話アプリでの活用です。外国語を話す相手との通話中、ユーザーの言葉はリアルタイムで画面に翻訳表示され、合成音声で相手に伝えられます。同様に、相手の言葉もユーザーの画面に翻訳されて表示され、自身の言語で合成音声が流れるため、スムーズな会話が可能です。
相手は固定電話を含むあらゆるデバイスから通話でき、この機能はiPhoneだけでなく、macOS 26やiPadOS 26搭載のMac、iPadでも利用可能となります。
電話アプリでのライブ翻訳は、英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語の1対1の通話で提供されます。
FaceTime通話では、ライブ翻訳はやや異なる形で提供されます。双方がApple製品のディスプレイを見ることを前提としているため、相手の言葉を翻訳する音声は流れません。代わりに、ユーザーには自身の言語に翻訳されたライブキャプション(字幕)が表示され、相手側にはユーザーの言葉が翻訳されて表示されます。
この機能はiPhone、iPad、MacでFaceTimeビデオ通話が可能な全デバイスで利用できます。対応言語は電話アプリと同様に、英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語の1対1の通話に限られます。
メッセージアプリにもライブ翻訳機能が統合されます。ユーザーが入力した内容は、送信時に即座に相手の希望する言語に翻訳され、相手からの返信もユーザーの言語に翻訳されて表示されます。
メッセージアプリは、電話やFaceTimeよりも多くの言語に対応しており、英語(米国、英国)、フランス語(フランス)、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語(スペイン)、中国語(簡体字)がサポートされます。
Appleは自社アプリに加えて、この翻訳技術をサードパーティのアプリ開発者にも開放します。「Call Translation API」を通じて、開発者は自身の通話、ビデオ、メッセージングアプリに同様のデバイス内翻訳機能を組み込むことが可能になります。これにより、WhatsAppやZoomなどの人気コミュニケーションアプリでも、高いプライバシーを保ちつつ、リアルタイム翻訳が利用できるようになる可能性があります。
ただし、この新APIの利用には各アプリの開発者による対応が必要であり、現時点ではどのアプリがこの機能を採用するかは不明です。

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