AppleのiCloud独占訴訟、一転継続へ 米裁判所が追加証拠を認め判断覆す

AppleがiCloudの利用を強制しているとして、独占禁止法違反で訴えられた集団訴訟で、当初訴えを退けた米カリフォルニア州の地方裁判所が、原告側の追加証拠を認め、訴訟を継続する判断を下した。

この訴訟は2024年3月に提起され、Appleが自社デバイスのユーザーにiCloudでのバックアップを義務付けることで「不法な独占」を築いていると主張していた。2025年3月には一旦、訴えは退けられたものの、裁判所は原告側に修正した訴状の提出を認めていた。