macOS Spotlight、過去最大規模のアップデートで大幅進化

Appleは本日、macOSのSpotlightに対する過去最大規模のアップデートを発表しました。macOS Tahoeに搭載される新しいSpotlightは、状況に応じたアクション、App Intentsによるアプリ連携、そして強力な生産性向上機能を提供します。

よりインテリジェントになった検索機能では、ユーザーのルーチンや現在の作業内容を考慮し、関連性の高い順に検索結果を表示。よく使うドキュメントやルーチン操作などを提案します。

アプリを起動していなくても、Spotlightから直接イベント作成、録音、ポッドキャスト再生などのアクションが可能に。メール送信やアプリの操作もSpotlightを通して行えるようになり、OS全体をカバーする統一的な操作レイヤーが実現します。

効率性を高めるため、「Quick Keys」を導入。短いコマンドを入力することで、素早く操作を実行できます。

アプリ内のコントロール検索もサポートし、Spotlightインターフェースから直接アクセス可能に。さらに、テキストや画像を含むコピー履歴を表示し、以前にコピーしたアイテムを簡単に取得できます。

ユーザーはショートカットを作成し、Spotlightから直接実行することも可能。Quick Keysに割り当てることで、カスタムワークフローを迅速に実行できます。

開発者はApp Intents APIを使用して、自社のアプリをSpotlightと連携させることが可能になります。