Macユーザー向けクラウドサービス「VirtualMacOSX.com」で大規模な情報漏洩か、1万人分のデータが流出の可能性

サイバーセキュリティ研究機関SafetyDetectivesは、Macユーザー向けのクラウドサービスを提供するVirtualMacOSX.comで、大規模なデータ漏洩が発生した可能性があると発表しました。

流出した可能性のあるデータは、同社の顧客約1万人分に相当すると見られています。

SafetyDetectivesによると、データ漏洩フォーラムでVirtualMacOSX.comのデータベースが公開されているのを発見。
氏名、連絡先、金融情報、パスワードなどの機密情報が含まれていたとのことです。
同機関は、データが本物である可能性が高いと判断していますが、倫理的な観点からデータの検証は控えています。

VirtualMacOSX.comは、月額12.75ドルからMac OS Xサーバープランを提供しています。

データ漏洩から身を守るためには、以下のような対策が推奨されます。

* パスワードの変更と二段階認証の設定
* 信用情報の確認と凍結
* 金融機関の記録確認とパスワード変更、二段階認証の設定
* 「Have I Been Pwned」などのサービスで、自身のメールアドレスが漏洩に関与していないか確認

また、Appleが提供するセキュリティアップデートを速やかに適用することも重要です。