macOS Tahoe、Launchpadを刷新 アプリ管理はiPhone風に

Appleは次期macOS「Tahoe」において、従来のLaunchpadを廃止し、iPhoneやiPadのAppライブラリに類似した新しい「アプリケーション」インターフェースを導入する。

新しいインターフェースでは、インストールされたアプリが「ユーティリティ」「仕事効率化と財務」「ソーシャル」「クリエイティビティ」「情報と読書」「エンターテイメント」「その他」といったカテゴリ別に整理される。画面上部には「おすすめ」セクションも設けられる。

この変更は、Spotlightの大規模な刷新の一環と見られ、「アプリケーション」インターフェースは、ファイル、アクション、クリップボードへのアクセスも統合。キーボードショートカット（Command + 1〜4）で、これらの機能に素早くアクセスできる「ブラウズモード」が提供される。

「アクション」では、メッセージ送信やタイマー起動といった操作が可能。「クリップボード」では、コピー・ペースト履歴（画像を含む）が表示される。

アプリの表示形式は、カテゴリ別に整理されたタイル表示がデフォルトだが、リスト表示（カテゴリ別、またはアプリ名順）や、アルファベット順のタイル表示も選択可能。

macOS Tahoeと刷新されたアプリケーションインターフェースは現在開発者向けに提供されており、7月にパブリックベータ版が公開予定。正式リリースは9月を見込んでいる。