Apple、AIを活用した「Workout Buddy」を発表

Appleは、開発者向けイベントWWDCにて、Apple Watch向けの新たな機能「Workout Buddy」を発表しました。

「Workout Buddy」は、Apple Intelligenceを活用し、ワークアウト中の心拍数、ペース、距離、アクティビティリングなどのデータをリアルタイムで分析。ユーザーの運動履歴と照らし合わせ、パーソナライズされたモチベーション向上につながる情報を提供します。

これらの情報は、Fitness+トレーナーの声に基づいたカスタムテキスト音声変換モデルによって、ダイナミックな音声コーチングとして提供されます。データ処理は、プライバシーとセキュリティに配慮したApple Intelligenceによって行われます。

本機能を利用するには、BluetoothヘッドホンとApple Intelligenceに対応したiPhoneが必要です。対応するワークアウトは、屋外・屋内でのランニング、ウォーキング、サイクリング、HIIT、機能的および伝統的な筋力トレーニングなど、人気のあるタイプを網羅しています。

「Workout Buddy」は、まず英語での提供が開始され、その後、対応言語が追加される予定です。

iOS 26およびwatchOS 26の一部として、今秋一般公開される予定で、本日よりベータテストが開始されています。