iPhone 16 好調な売れ行きも、Appleに課題 – パーソナライズされたSiriの遅延とiCloudストレージ容量
iPhone 16は2025年第1四半期で最も売れたスマートフォンとなったものの、Appleは課題に直面している。
目玉機能として発表されたパーソナライズされたSiriは大幅に遅延し、iPhone 17の発売後までずれ込む可能性が出ている。
この問題について、AppleはWWDCの基調講演で言及を避ける見込みだ。
幹部が通常参加するライブトーク番組への招待を断っていることも、その姿勢を裏付けている。
一方、Appleは長年要望のあったiCloudの無料ストレージ容量の引き上げを検討すべきだとの声が高まっている。
2011年のiCloud開始以来、無料ストレージ容量は5GBのまま据え置かれているが、iOSのダウンロードサイズは大幅に増加しており、現在では無料ストレージ容量ではiPhoneのバックアップすら困難な状況となっている。
ユーザーは50GB以上の有料プランに加入せざるを得ない状況だ。
AppleはiCloudの価格を維持し、上位プランのストレージオプションを追加してきた実績はあるが、5GBという容量は時代遅れになりつつある。
Appleは、この時代錯誤とも言える状況を改善し、無料ストレージ容量を増やすことで、Siriの遅延問題から世間の目をそらすことができるだろう。
