Apple TV+、MLBの放映権獲得でNBCを上回る可能性

スポーツビジネスジャーナルによると、Apple TV+が、現在ESPNが保有するMLB（メジャーリーグベースボール）の放映権獲得競争で優位に立っている模様です。

Appleの提案額は、日曜夜の試合に焦点を当てる場合、NBCの提案額を上回る可能性が高いと報じられています。NBCはESPNが現在保有するすべてのMLB放映権獲得を目指していますが、MLBは従来型放送局のリーチの広さと、デジタルプラットフォームからの高額な支払いというジレンマに直面しています。

Appleは既に「フライデーナイトベースボール」の放映権で、2028年まで年間8500万ドルをMLBに支払っています。今回の交渉は3年契約となる見込みで、MLBはFox Sports、TNT Sportsとの契約が2028年に満了する際、全ての全国放映権をまとめて交渉する構えです。

Apple TV+では、月額9.99ドルまたは年間99ドルのサブスクリプションで、金曜夜の試合を追加料金なしで視聴できます。

MLBは、ポストESPNのパッケージ構成をまだ最終決定しておらず、日曜夜の試合、ワイルドカード、ホームランダービーなど、複数のシナリオが検討されています。交渉は依然として流動的で、さまざまな要素が考慮されている状況です。