ポールスター、次世代CarPlay「CarPlay Ultra」搭載へのコミットメントを表明

電気自動車メーカーのポールスターは、将来の車種への次世代CarPlay「CarPlay Ultra」の搭載を引き続き計画していることを明らかにした。

具体的な提供時期や詳細については現時点では言及を避けている。

多くの自動車メーカーがCarPlay Ultraの採用について口を閉ざす中、ポールスターのこの表明は注目される。

CarPlay Ultraは現在、米国とカナダでアストンマーティンの高級車に限定的に搭載されている。Appleは、現代自動車（ヒュンダイ）、起亜自動車（キア）、ジェネシスを含む他の多くの自動車メーカーが今後数年をかけて搭載を進めていくと述べている。

ポールスターは、2022年にAppleが次世代CarPlay（現在のCarPlay Ultra）の提供を約束した自動車メーカーの1社だった。しかし、発表から3年が経過し、メルセデス・ベンツのように方針転換したメーカーも存在する。メルセデス・ベンツは当初リストに含まれていたが、その後、Appleに車載ソフトウェアの主導権を譲ることを拒否した。

CarPlay Ultraは先月発表され、車両のインストルメントクラスターやシステムとの深い統合、内蔵ラジオおよび気候アプリ、ウィジェットなどを特徴とする。インターフェースは各車種や自動車メーカーのアイデンティティに合わせて調整され、ドライバーはカラースキームを調整することも可能となっている。